こんにちは、ポイ活アプリ手帖のシゲチです。
歩くだけでポイントが貯まるアプリは便利ですが、「ずっと位置情報を使われるのはちょっと気になる」という人もいると思います。
そこで今回は、私が実際にAndroidスマートフォンへ入れているCashWalk、AHEALTH、Sampo、おぢポ、あてぽの5アプリを使い、アプリに位置情報へのアクセスを許可しない状態でも歩数ポイ活ができるのか試してみました。
実際に約5,000歩歩いて確認したところ、5アプリすべてで約5,000歩が反映され、歩数に応じたポイント・コインの獲得、または獲得条件の達成を確認できました。
ただし、ここでいう「位置情報なし」は、スマホ本体の位置情報機能そのものをOFFにしたという意味ではありません。この違いも含めて、実際の画面を見ながら詳しく紹介します。
位置情報なしで5アプリを実測
今回確認したのは、「位置情報を許可しない状態でも歩数が反映され、その歩数を使ってポイ活ができるのか」という一点です。
まずは検証条件と結果をまとめます。
今回の検証条件
検証にはAndroidスマートフォンを使用しました。各アプリについてAndroidの「アプリの権限」画面を開き、位置情報の利用状況を確認しています。
一方、歩数の取得に必要な「身体活動」や「健康、フィットネス、ウェルネス」などは許可しました。
今回の「位置情報なし」の意味には注意してください。
スマートフォン本体のGPS・位置情報機能を完全にOFFにした実験ではありません。各アプリに対して「位置情報へのアクセスを許可しない状態」、またはAndroidのアプリ権限画面に位置情報の項目自体が表示されていない状態で検証しています。
Androidでは位置情報と身体活動は別の権限として扱われています。Android 10以降では、歩数などの身体活動を認識するための「ACTIVITY_RECOGNITION」という権限も用意されています。
つまり、歩数を取得することと現在地を取得することは、必ずしも同じではありません。
(出典:Android Developers「Privacy changes in Android 10」)
約5,000歩を実際に歩いた
権限を確認したあと、各アプリの歩数表示がほぼ0歩になっている状態から、スマートフォンを持って実際に約5,000歩歩きました。
歩き終わったあとに各アプリを開き、歩数が反映されているかを確認。さらに、単に歩数の数字が表示されるだけではなく、ポイントやコインの獲得につながっているかもチェックしました。
◆シゲチのワンポイントアドバイス
今回は「位置情報を許可しないと歩数ポイ活ができないのでは?」という疑問を確かめるのが目的です。そのため、どのアプリの歩数計測が一番正確なのかを比べる実験ではありません。
5アプリすべて歩数が反映
スマートフォン側で確認した歩数は5,036歩でした。それに対して、5アプリの結果は次のとおりです。
| アプリ | 実測後の歩数 | 位置情報の状態 |
|---|---|---|
| CashWalk | 5,033歩 | 権限項目なし |
| おぢポ | 5,099歩 | 許可しない |
| Sampo | 5,100歩 | 許可しない |
| AHEALTH | 5,099歩 | 許可しない |
| あてぽ | 5,098歩 | 権限項目なし |
今回試した5アプリでは、すべて約5,000歩が反映されました。
さらに、歩数に応じたポイント・コインの獲得、または報酬を受け取れる条件まで進んでいることも確認できています。
今回検証した5アプリについては、アプリに位置情報へのアクセスを許可していない、または位置情報の権限項目が表示されていない状態でも、歩数を使ったポイ活ができました。
約60歩の差は精度差ではない
結果を見るとCashWalkは5,033歩なのに対し、ほかの4アプリは5,098~5,100歩となっています。
ただ、この差だけを見て「CashWalkの精度が低い」と判断することはできません。
実験終了後、私は最初にCashWalkを開いてコインを回収し、そのあとにほかのアプリを順番に確認しました。その間にもスマートフォンを操作したり動かしたりしています。
そのため、CashWalkを確認したあとに歩数が少し増えた可能性があります。原因を特定したわけではないので、今回の約60歩の差は参考程度に見てください。
そもそも今回知りたかったのは歩数の精度ではなく、「位置情報へのアクセスを許可しなくても歩数ポイ活ができるか」です。この点では5アプリとも結果は同じでした。
位置情報だけでなく、広告を見る負担も気になる方は、広告なしで貯まるポイ活アプリ5つを約5,200歩で実測比較した記事も参考にしてください。広告を見ない場合と広告を利用した場合の違いを紹介しています。
5アプリの結果を個別に紹介
ここからは、CashWalk、AHEALTH、Sampo、おぢポ、あてぽについて、実験前に確認した権限と約5,000歩を歩いたあとの状態をそれぞれ紹介します。
CashWalkは5,033歩
CashWalkは実験開始前に0歩であることを確認しました。
Androidのアプリ権限画面を見ると、「身体活動」などは許可されています。一方で、「位置情報」という権限項目自体が表示されていませんでした。

CashwalkのAndroidアプリ権限画面。身体活動・通知・電話が許可されている
約5,000歩歩いたあとに確認すると、CashWalkには5,033歩が反映されていました。歩数に応じたコイン獲得の進捗も確認できています。

Cashwalkのホーム画面。5,033歩・167kcal・3.77kmで、歩数達成報酬が完了している
そのためCashWalkについては、「位置情報を拒否して使えた」というより、Androidの権限画面に位置情報の項目が表示されていない状態で5,033歩が反映されたというのが正確です。
おぢポは5,099歩
おぢポでは「健康、フィットネス、ウェルネス」「身体活動」などを許可し、位置情報は許可しない状態で試しました。

おぢポのAndroidアプリ権限画面。健康・身体活動・通知が許可され、位置情報は許可されていない
実験前は0歩。実験後には5,099歩まで増えました。
さらに、おぢポでは500歩ごとに獲得できる歩数ポイントを、5,000歩まで実際に受け取ることができました。

おぢポで5,099歩を記録し、歩数分のポイントをすべて受け取った後の画面
おぢポについては、位置情報を許可しない状態でも歩数の反映と歩数ポイントの獲得まで確認できました。
おぢポを継続して使った場合の貯まり方やポイント交換については、おぢポを実際に使い、300円分のdポイントへの交換まで検証した記事で詳しく紹介しています。
Sampoは5,100歩
Sampoは「身体活動」を許可し、位置情報を許可しない状態でスタートしました。

サンポのAndroidアプリ権限画面。身体活動・通知が許可され、位置情報などは許可されていない
実験後の歩数は5,100歩。さらに2,000歩、3,000歩、4,000歩、5,000歩などの歩数報酬を実際に受け取り、「受取済み」と表示されることも確認しました。

サンポで5,100歩を記録し、2,000~5,000歩までの歩数報酬を受取済みにした状態
つまりSampoでも、位置情報へのアクセスを許可しなくても歩数を使ったポイ活ができました。
AHEALTHは5,099歩
AHEALTHでは「健康、フィットネス、ウェルネス」「身体活動」などを許可し、位置情報は許可しない状態で検証しました。

AHEALTHのAndroidアプリ権限画面。健康・身体活動・通知が許可されている
実験前にはウォーキングの歩数データがない状態でしたが、実験後は5,099歩が反映されています。

AHEALTHのウォーキング詳細。5,099歩・204kcal・46分・3.7kmと歩数ポイントが表示されている
AHEALTHには「歩数ポイントを受け取る」という機能があり、1,000歩ごとにランダムポイントを受け取れる表示も確認しました。
今回の検証では、位置情報を許可しない状態でもウォーキングの歩数が正常に反映されています。
あてぽは5,098歩
あてぽでは「健康、フィットネス、ウェルネス」「身体活動」などを許可しました。
CashWalkと同じく、Androidのアプリ権限画面には「位置情報」の権限項目が表示されていませんでした。
実験前は0歩でしたが、約5,000歩歩いたあとは5,098歩を記録。

あてぽで5,098歩を記録。500歩ごとの歩数報酬が「ゲット可能」になっている
500歩、1,000歩、1,500歩、2,000歩など、歩数に応じた報酬が「ゲット可能」になっていることも確認できました。
そのためあてぽについても、「位置情報を拒否した」と断定するのではなく、位置情報の権限項目が表示されていない状態でも5,098歩が反映され、歩数報酬の条件を満たしたという結果です。
歩数に位置情報は必須ではない
今回の結果で私が一番確認したかったのが、「歩数を使うポイ活アプリなら、位置情報も必ず許可しなければならないのか」という点でした。
少なくとも今回の5アプリでは、そうではありませんでした。
身体活動と位置情報は別の権限
Androidでは、歩数などを認識する「身体活動」と、現在地を取得する「位置情報」は別の権限として用意されています。
実際、今回検証したアプリでも「身体活動」などを許可する一方、位置情報を許可しない状態で歩数が反映されました。
Android Developersでも、Android 10から歩数の検出などに使われる身体活動認識について専用の権限が導入されたことが説明されています。
歩数を数える=GPSで歩いた場所を追跡する、という意味ではありません。歩数と位置情報は分けて考えたほうが分かりやすいですよ。
ただし、これは「歩数ポイ活アプリなら位置情報が一切必要ない」という意味ではありません。アプリによって機能や仕組みは違います。
すべての機能を確認したわけではない
ここは今回の記事で特に注意してほしいところです。
確認したのは、位置情報へのアクセスを許可しない状態でも歩数が反映され、歩数に応じたポイ活ができるかということ。
各アプリに搭載されているすべての機能を、位置情報なしで使えるかどうかまで確認したわけではありません。
例えば、アプリによってチェックインや周辺施設に関係する機能などがあれば、別途位置情報が必要になる可能性もあります。
「歩数ポイ活ができた」と「アプリの全機能を位置情報なしで使える」は別です。今回の結果を後者まで広げないようにしてください。
位置情報以外にも、ポイントの貯め方や交換先などを含めてアプリを選びたい方は、初心者向けポイ活アプリの選び方をまとめた記事も参考にしてください。
位置情報が気になる人の選び方
位置情報を常時利用することに抵抗があるなら、ポイ活そのものを諦める必要はありません。貯め方によって必要になるスマートフォンの機能が違うからです。
まずアプリの権限を確認する
Androidを使っているなら、アプリごとの権限を確認してみると分かりやすいです。
今回の検証でも私は各アプリの権限画面を開き、「位置情報」「身体活動」「健康、フィットネス、ウェルネス」などがどうなっているかを確認してから歩きました。
位置情報を使うアプリについても、それだけで危険だと判断する必要はありません。位置情報が必要な機能を持つアプリもあるからです。
大切なのは、自分が利用したい機能に対して、どのような権限を求められているのかを見ることだと私は考えています。
◆シゲチのワンポイントアドバイス
私はポイ活アプリを使うとき、求められた権限を何となく全部許可するのではなく、一度内容を見るようにしています。「この機能にこれは必要なのかな?」と確認するだけでも、アプリとの付き合い方はかなり変わりますよ。
位置情報だけで安全性を判断しない
位置情報を使わないアプリだから安全、位置情報を使うアプリだから危険、という単純な分け方もできません。
安全性を考えるなら、運営会社、プライバシーポリシー、利用規約、取得するデータと利用目的なども含めて確認する必要があります。
ポイ活アプリの安全性を確認するときのポイントについては、「ポイ活アプリは安全?危険なアプリを避けるための3つの確認ポイント」でも詳しく紹介しています。
また、Androidではユーザーがアプリごとに位置情報へのアクセスを管理でき、位置情報についても利用中のみの許可や、対応する環境ではおおよその位置情報のみを許可するといった仕組みがあります。
(出典:Android Developers「Request location permissions」)
位置情報が必要かどうかと、アプリそのものが安全かどうかは分けて考えてください。
位置情報なしのポイ活に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 位置情報なしでも歩数ポイ活はできますか?
A. 今回私がAndroidで検証したCashWalk、AHEALTH、Sampo、おぢポ、あてぽの5アプリでは、位置情報を許可していない、または位置情報の権限項目が表示されていない状態でも約5,000歩が反映されました。歩数によるポイント・コインの獲得や獲得条件の達成も確認しています。ただし、すべての歩数アプリに当てはまるとは限りません。
Q2. GPSをOFFにしてもポイントは貯まりますか?
A. 今回はスマートフォン本体のGPS・位置情報機能そのものをOFFにした実験ではないため、そこまでは確認していません。検証したのは、各アプリに位置情報へのアクセスを許可しない状態で歩数ポイ活ができるかどうかです。
Q3. 歩数の計測には位置情報が必要ですか?
A. 必ずしも必要とは限りません。Androidには位置情報とは別に身体活動を認識するための権限があります。今回の5アプリでも、身体活動などの必要な権限を許可したうえで、位置情報へのアクセスを許可しない状態でも歩数が反映されました。
Q4. 位置情報を使わないポイ活アプリのほうが安全ですか?
A. 位置情報を使うかどうかだけでは安全性を判断できません。位置情報が必要な機能を持つアプリもあります。運営会社や利用規約、プライバシーポリシー、取得する情報と利用目的なども確認して判断することが大切です。
Q5. CashWalkとあてぽは位置情報を拒否して使えたのですか?
A. 正確には違います。今回Androidのアプリ権限画面を確認したところ、CashWalkとあてぽでは「位置情報」という権限項目自体が表示されていませんでした。その状態でCashWalkは5,033歩、あてぽは5,098歩が反映されています。
位置情報なしのポイ活まとめ
今回は「位置情報を許可しなくても歩数ポイ活はできるのか」を確かめるため、AndroidスマートフォンでCashWalk、AHEALTH、Sampo、おぢポ、あてぽの5アプリを実際に試しました。
- CashWalkは5,033歩を確認
- おぢポは5,099歩を確認
- Sampoは5,100歩を確認
- AHEALTHは5,099歩を確認
- あてぽは5,098歩を確認
今回検証した5アプリでは、位置情報を許可していない、または位置情報の権限項目が表示されていない状態でも、すべて約5,000歩が反映されました。
歩数に応じたポイント・コインの獲得、または獲得条件を満たしていることも確認できています。
一方で、これは「GPSを完全にOFFにしても使える」「アプリの全機能を位置情報なしで利用できる」という結果ではありません。
今回確認できたのは、アプリへの位置情報アクセスを許可しなくても、歩数を使ったポイ活ができるアプリが実際にあるということです。
位置情報が気になって歩数ポイ活を避けていた人は、まずアプリの権限画面を確認してみてください。必要な権限だけを確認しながら、自分が納得できるアプリを選ぶ。それならポイ活とも無理なく付き合っていけるかなと思います。
位置情報の条件だけでなく、歩数アプリごとの貯まり方も比較したい方は、歩数ポイ活アプリを実際に歩いて比較した記事も参考にしてください。

