こんにちは、ポイ活アプリ手帖のシゲチです。
歩数でポイントが貯まるアプリは、入れておくだけで使えるのが便利です。ただ、複数のアプリをスマホに入れていると、「これだけ動かしていたらバッテリーがかなり減るんじゃない?」というのも気になるところ。
私もトリマをはじめ複数の歩数ポイ活アプリを使っているので、実際にどれくらい違うのか確かめてみました。
今回は普段使っている同じAndroidスマホにトリマ、おぢポ、Cashwalk(キャッシュウォーク)、AHEALTH(旧MoneyWalk)、サンポの5アプリを入れ、フル充電から約9時間、ポイント回収や広告視聴のためにアプリを意図的に開くことはせず、普段どおり過ごして比較しています。
結果としてAndroidの「バッテリー使用量」で最も高かったのはトリマの15%、最も低かったのはサンポの1%未満でした。ただし、この数字には少し注意が必要です。トリマがスマホの電池を15ポイント減らしたという意味ではありません。
ポイ活でバッテリーはどれだけ減る?
歩数ポイ活では、歩数の取得やバックグラウンド動作、アプリによっては位置情報などを利用するため、スマホのバッテリーを使用します。ただし、どの程度影響するかはアプリや端末、設定によって異なります。
ただ、「歩数ポイ活アプリは電池を食う」という一言だけでは実際のところが分かりません。そこで今回は5アプリを同じ端末、同じ時間帯で動かして確認しました。
5アプリを約9時間比較した結果
検証を始めたのは2026年9月3日の9時52分。スマホをフル充電してバッテリー残量100%からスタートしました。
トリマ、おぢポ、Cashwalk、AHEALTH、サンポはすべて、歩数などを取得できる状態にしたままバックグラウンドで動かしています。検証のためにアプリを開き続けるようなことはせず、普段どおりスマホを使いました。
19時05分に確認すると、バッテリー残量は88%。約9時間13分で、スマホ全体では12ポイント減ったことになります。
この日の歩数は2,819歩、車で移動した距離は約2km。Androidに表示された「前回のフル充電以降の利用時間」は48分でした。
今回の検証条件
100%から約9時間13分使用し、最終的なバッテリー残量は88%。5種類のポイ活アプリをバックグラウンドで動作させながら、普段どおりスマホを使用した結果です。
Androidのバッテリー使用量ではトリマが15%で最も高かった
19時ごろにAndroidの「前回のフル充電以降のバッテリー使用量」を確認すると、5アプリは次のように表示されました。
| アプリ | バッテリー使用量 | 確認できた動作時間 |
|---|---|---|
| トリマ | 15% | - |
| おぢポ | 7% | バックグラウンド2時間22分 |
| Cashwalk | 4% | 利用23分・バックグラウンド7時間43分 |
| AHEALTH | 2% | バックグラウンド4時間19分 |
| サンポ | 1%未満 | バックグラウンド1分未満 |
今回の条件では、Android上の表示が最も高かったのがトリマ、次がおぢポでした。一方、AHEALTHは2%、サンポは1%未満です。

約9時間13分経過後のバッテリー使用状況。Android上の利用時間は48分で、トリマ15%、おぢポ7%などと表示された

Androidのバッテリー使用量一覧。Cashwalkは4%、Moneywalkは2%と表示された

Androidのバッテリー使用量一覧。サンポのバッテリー使用量が1%未満と表示された
◆シゲチのワンポイントアドバイス
歩数アプリを何個も入れると一気に電池がなくなると思っていたのですが、今回のスマホでは約9時間で100%から88%でした。もちろん5アプリだけが12ポイント全部を使ったわけではありませんが、実際に一日動かしてみるとイメージしやすくなりますね。
15%は電池が15減った意味ではない
ここは今回の結果を見るうえで一番間違えやすいところです。
Androidに表示された「トリマ15%」という数字を見て、100%だったバッテリーがトリマだけで85%になった、と考えるのは違います。
実際のスマホのバッテリー残量は100%から88%への変化でした。したがって、トリマだけで15ポイント、おぢポで7ポイント、Cashwalkで4ポイント……と足し算することもできません。
アプリ別の%とスマホの残量は別に考えます。
今回の記事では、トリマ15%などの数値をAndroidの「バッテリー使用量」画面に表示されたアプリ別の割合として比較しています。
Androidでは「設定」からバッテリー使用量を開くことで、フル充電後にどのアプリやシステムが電池を使用したか確認できます。スマホによって項目名や画面は多少異なりますが、自分の端末でも一度確認してみるといいですよ。
(出典:Android公式「バッテリー残量をパーセントで表示する方法・バッテリー使用量の確認方法」)
動作時間だけでは比較できなかった
今回もう一つ興味深かったのが、バックグラウンドで動いていた時間とバッテリー使用量が単純には比例しなかったことです。
Cashwalkはバックグラウンド動作が7時間43分で4%でした。それに対して、おぢポは2時間22分ながら7%。単純に「長時間バックグラウンドで動いているアプリほどバッテリーを使う」とは言えない結果になっています。
さらにGoogle Play開発者サービスは14%、バックグラウンド8時間6分と表示されました。ただ、これが5アプリのどの処理に関係しているのか、あるいは別のスマホ機能によるものなのかは今回の画面だけでは切り分けられません。そのため5アプリの順位には含めていません。
端末、Androidのバージョン、電波状況、位置情報設定、歩いた距離、移動距離、画面を見ていた時間などでも数値は変わるはずです。今回の順位は「このAndroidスマホを、この日の条件で使った結果」として見てください。
短時間では差が分からなかった
実は今回の前にも、約6,000歩を歩いて5アプリを比較しています。
そのときはバッテリーだけでなく、各アプリで獲得できたポイントや広告視聴の本数も記録しました。詳しい結果は、歩数ポイ活アプリ5種類を約6,000歩で実測比較した記事で紹介しています。
ところが、そのときはスマホ全体のバッテリーが100%から99%程度までしか減らず、アプリごとの差を十分に確認できませんでした。
そこで方法を変え、今回はフル充電した朝から約9時間、アプリを自分では開かずバックグラウンドで動かしています。
今回の私の端末では、10分や30分の短時間より、朝から夕方まで確認した方が違いをつかみやすかったです。
ポイ活のバッテリー消費を抑える方法
今回のスマホ・今回の使用条件では、5アプリをバックグラウンドで動作させた状態でも、約9時間後のバッテリー残量は88%でした。しかし、スマホの使い方は人によってかなり違います。特に移動系アプリや動画広告をよく使う人は、普段の減り方を確認しながら使うのがおすすめです。
ただし、バッテリーを節約しようとしてバックグラウンド動作を完全に止めると、歩数や移動が正常に取得されなくなる可能性があります。ここは節電とのバランスが大切です。
まずアプリ別使用量を確認する
バッテリーの減りが気になるなら、いきなりポイ活アプリを全部削除する必要はありません。まずAndroidの設定から、どのアプリが実際に電池を使っているのか確認してみてください。
今回のように5アプリを併用していても、使用量にはかなり差が出ました。あなたのスマホではトリマが多いとは限りませんし、使い方によって順位が変わる可能性もあります。
数日使って特定のアプリだけ毎回大きな割合になっているなら、そのアプリを使うメリットと電池消費を比べれば判断しやすくなります。
歩数ポイ活では、1つのアプリだけを使うより複数アプリを併用すると、同じ歩数からそれぞれポイントを獲得できる場合があります。ただ、アプリを増やすほどポイント回収や広告を見る手間も増えるので、私は「入れられるだけ入れる」より、実際に続けられるものを残すほうがいいと考えています。
今回比較したアプリの一つであるおぢポについては、その後も利用を続け、300円分のデジタルギフトからdポイント300ポイントへの交換まで確認しました。おぢポを約3週間使ってポイント交換まで検証した記事では、貯め方や広告視聴の負担も紹介しています。
省電力設定のかけすぎに注意
Androidには、アプリのバックグラウンド動作を抑えてバッテリーを節約する仕組みがあります。
ただし、Android Developersでは、バックグラウンド利用を「制限付き」にするとアプリがバックグラウンドで実行できなくなり、想定どおり機能しない場合があると説明されています。
(出典:Android Developers「バックグラウンドでの最適化」)
歩数や移動を自動で記録するポイ活アプリでは、ここが重要です。電池を節約するためにバックグラウンド動作を厳しく制限した結果、歩いたのにカウントされないのでは本末転倒。
私はまず標準の設定で使い、バッテリー消費が明らかに気になるアプリだけ個別に確認する方法がいいと思っています。
◆シゲチのワンポイントアドバイス
歩数ポイ活は、スマホを触っていない時間にも計測してくれることがメリットです。節電設定を変更したあとに歩数が取れなくなった場合は、ポイントより先にバックグラウンド設定を確認してみてください。
広告を見る時間も影響しやすい
歩数ポイ活では、歩くだけで終わらず、貯まったポイントを受け取るために動画広告を見るアプリもあります。
今回の検証では、5アプリを意図的に開いて広告を連続視聴する使い方はしていません。そのため、広告を何本も再生する普段のポイ活とは条件が違います。
動画を長時間再生すれば画面点灯や通信も発生します。つまり「バックグラウンドで歩数を数えているときの消費」と「ポイント回収のためにアプリを開いて広告を見るときの消費」は分けて考えたほうが分かりやすいでしょう。なお、今回の検証では広告視聴時のバッテリー消費までは比較していません。
バッテリーが気になる日は、歩数の計測は続けながら、広告をまとめて見る時間を減らすという使い方もありです。ポイ活はポイントだけでなく、手間やスマホへの負担まで含めて続けやすい形を選びたいところですね。
ポイ活とバッテリーのよくある質問(FAQ)
Q1. 歩数ポイ活アプリはバッテリーを消費しますか?
A. バックグラウンド処理などを行うため、バッテリーを使用する可能性があります。ただ、消費量はアプリや端末、設定、使い方によって変わります。今回5アプリをバックグラウンドで動作させながら普段どおり使用したAndroidスマホでは、端末全体の残量は100%から88%になりました。ただし、この12ポイントすべてが5アプリによる消費ではありません。
Q2. トリマはバッテリー消費が多いですか?
A. 今回のAndroid端末では5アプリの中でトリマが15%と最も高く表示されました。ただし、トリマだけでスマホ残量が15ポイント減ったわけではありません。また、端末や移動量などが変われば同じ結果になるとは限りません。
Q3. 歩数ポイ活アプリを複数入れても大丈夫ですか?
A. 異なるポイ活サービスを複数利用し、同じ日の歩数をそれぞれでポイント化できる場合があります。ただ、アプリが増えればバックグラウンド処理やポイント回収の手間も増えるため、自分のスマホでバッテリー使用量を確認しながら使うといいですよ。
Q4. バッテリーセーバーを使っても歩数は貯まりますか?
A. 省電力機能によってバックグラウンド動作が制限されると、アプリによっては歩数や移動の取得に影響する可能性があります。設定を変更した場合は、実際に歩いたあとに歩数が正常に反映されているか確認しておくと安心です。
Q5. バッテリー消費が少ないポイ活アプリはどれですか?
A. 今回の実測ではサンポが1%未満、AHEALTHが2%、Cashwalkが4%でした。ただし、1回の検証だけで「このアプリが常に一番少ない」とは言えません。自分の端末のバッテリー使用量を数日確認して比べるのが分かりやすいでしょう。
まとめ|ポイ活のバッテリー負担は実測で判断
今回、トリマ、おぢポ、Cashwalk、AHEALTH、サンポの5アプリを同じAndroidスマホで約9時間バックグラウンド動作させたところ、スマホ全体のバッテリー残量は100%から88%になりました。
Android上のアプリ別バッテリー使用量は、トリマ15%、おぢポ7%、Cashwalk4%、AHEALTH2%、サンポ1%未満という結果です。
一方で、バックグラウンド動作時間が長ければ必ずバッテリー使用量も多くなるわけではありませんでした。また、アプリ別の%はスマホのバッテリー残量がその分だけ減ったことを意味しない点にも注意が必要です。
ポイ活アプリのバッテリー消費が気になるなら、ネット上の評判だけで決めるより、自分のAndroidの「バッテリー使用量」を一度見てみる。これが一番分かりやすいと思います。
歩数ポイ活は、普段の移動をそのままポイントにできるのがいいところです。多少の電池消費だけを見て全部やめるのではなく、貯まるポイント、広告を見る手間、バッテリーへの影響を比べながら、自分にちょうどいいアプリ数を探してみてください。

